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コレクション: 養蚕の書

養蚕秘録 3巻. [2] - 翻刻

養蚕秘録 3巻. [2] - ページ 19

ページ: 19

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【右丁】 燥(かは)きて蚕桑を能(よく)喰(く)ふなり此 鷹(たか) の居起(ゐお)きにも責桑(せめくわ)の時 起(おこ)り蚕 うへにうき出ば前(まへ)のごとく桑を振(ふり) 止(や)み網(あみ)を掛(かけ)蚕を揃(そろ)ゆべし網(あみ)なき 国は前(まへ)にいふ藁(わら)しべなどしるしに 置き若(わか)き蚕を箸(はし)にて拾(ひろ)ひ取(とり) 眠(ねふ)りし蚕は高(たか)き所へ《振り仮名:上ケ|あげ》早(はや)く 起(おき)る様にすべし又 拾(ひろ)ひ取(とり)し 若(わか)き蚕は桑を厳(きび)しく《振り仮名:喰|く□》#1せ 早(はや)き蚕に追付(おひつく)様にすべしねふり し蚕は起揃(おきそろ)ふを待(まち)て桑を 【左丁】 喰(くは)すべし此時を休(やす)め桑(くわ)といふ也 此《振り仮名:休|や□》#2め桑(くは)は山の岡(をか)などにある潤(うるほ)ひ なき桑は悪(あし)し其故(そのゆへ)は蚕しばらく 食(しよく)を止(とま)りて居(ゐ)たるゆへに少(すこ)しかはく 気味(きみ)あるべし故に和桑(わさう)の潤(うるほ)ひ あるを撰(ゑら)み喰(くわ)すべし四 度(ど)の 休(やす)め桑 皆(みな)斯(かく)のごとくなるべし 歌に  鷹休(たかやす)み風(かぜ)湿寒(しつかん)を      しりぞけて   かひこはうすく     桑(くは)にむらなく 【右丁図中】 但馬(たじま) 丹波(たんば) 丹 後(ご) 蚕棚(こだな) の図 蚕飼ふ 女や 古き   身 たしなみ   太祇#3 【左丁図中】 桑葉(くわのは) はこぶ   図