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【右】
の事(こと)
傅染病(でんせんびやう)の町村内(ちやうそんない)に入(い)り込(こ)むことなく安全(あんぜん)に其(その)生計(なりはひ)
を営(いとな)まんと思(おも)はづ先(ま)づ其(その)傅染病(でんせんびやう)の原因(みなもと)を制伏(せいふく) ねしふせる し
て之(これ)を除(のぞ)くべし凡(すべ)て傅染病(でんせんびやう)の原因(みなもと)となるべきも
のに四項(よかど)あり其(その)名目(みやうもく)は左(さ)の如(ごと)し
(甲) 空気(くうき)
(乙) 飲水(のみみづ)
(丙) 飲食物(いんしよくぶつ)
(丁) 他人(たにん)との交通(まじはり)
されば各人(ひと〴〵)の用心(ようじん)すべきことは皆(みな)右(みぎ)の四項(よかど)の外(ほか)に
【左】
漏(も)れず其(その)用心(ようじん)能(よ)く行届(ゆきとゞ)きて四項(よかど)に宜(よろ)しきに適(かな)
ふときは平常(つね〴〵)無事安全(ぶじあんぜん)にして虎列刺(これら)流行(りうかう)
の時(とき)と
雖(いへ)ども必(かなら)ず其(その)災害(わざはひ)を免(のが)るべし今此(いまこの)四項(よかど)を説(と)き明(あか)
すに問(とひ)を設(まう)けて答(こたへ)をなさん
甲 空気(くうき)
<問>吾人(われ〳〵)の呼吸(こきふ)する空気(くうき)を清潔(せいけつ)ならしむるには如(い)
何(か)なる方法(しかた)を用(もち)ふべきや
空気(くうき)を清潔(せいけつ)にするの方法(しかた)は左(さ)の箇條(かでう)に注意(ちゆうい)す
べし
<第一>吾人(われ〳〵)の住居(すまひ)する地所(ぢしよ)は高燥(たかだい)にして且(そのうへ)/清潔(せいけつ)