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コレクション: コレクション2

虎列剌予防の諭解 1巻 - 翻刻

虎列剌予防の諭解 1巻 - ページ 18

ページ: 18

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【右】 が如(ごと)くすべし等閑(なほざり)にするときは些(すこし)の間隙(すきま)より 悪者竄入(わるきものしのびこ)みて人(ひと)の生命(いのち)をも取(と)るに至(いた)るものな り <第四>井(ゐど)は時々(とき〴〵)之(これ)を汲(く)み干(ほ)して十分(じふぶん)に浚(さら)ひ浄(きよ)め 井闌(ゐどがは)の木材朽腐(きしなくちくさ)るときは速(すみやか)に修繕(しゆふく)を加(くは)ふべし 資財(かね)なる人(ひと)は煉瓦(れんくわ)或(あるひ)は「セメント」を用(もち)ひて井闌(ゐどがは) を築(きづ)くを良(よし)ことに一時(いちじ)は高價(たかね)の如(ごと)くなれども長(なが) き月日を経(ふ)れは却(かへつ)て大(おほい)に経済(かはぢやうあひ)になるなり <第五>水(みづ)は岩石(いはいし)多(おほ)き山(やま)より湧(わ)き出(いづ)るものを尤(もつとも)清(せい) 潔(けつ)なりとす故(ゆゑ)に斯(かゝ)る水(みづ)を密閉(しめきり)たる管(くだ)或(あるひ)は樋(とひ)を 【左】 引(ひ)きて町村(まちむら)に導(みちび)くことを得(う)れば第一(だいいち)の良法(よきしかた)なり されども蓋(ふた)のなき堀切渠(ほりきりどぶ)又(また)は樋(とひ)にて引(ひ)くは宜(よろ) しからずなり又(また)井水(ゐどのみづ)を用(もち)ふるときは先(ま)づ其水(そのみづ) の性質(せいしつ)を吟味(ぎんみ)すべし卑(ひく)き地所(ぢしよ)及(およ)び人口稠密(いへごみ)な る場所(ばしよ)にては尚更(なほさら)の事(こと)なり丘阜(おかこやま)及(およ)び高燥(たかたい)の地(ち) は其(その)地内(ぢうち)の便所(べんじよ)下水(げすゐ)を遠(とほ)く離(はな)れたる井戸(ゐど)なれ ば其水(そのみづ)も亦(また)善良(ぜんりやう)なるを常(つね)とす若(も)し其(その)土地(とち)の人(ひと) にて飲水(のみみづ)の善悪(よしあし)に疑念(うたがひ)あるときは府県(ふけん)の衛生(ゑいせい) 課(くわ)に申立(まをしたて)て之(これ)が吟味(ぎんみ)を受(う)くべし <第六>水(みづ)の黄色(きいろ)なるもの灰白色(はいけいろ)なるものは飲(の)む