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コレクション: コレクション2

虎列剌予防の諭解 1巻 - 翻刻

虎列剌予防の諭解 1巻 - ページ 27

ページ: 27

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【右】  出入(でいり)することは許(ゆる)されざるべし 一/近親(きんしん)にて見舞(みまひ)の為(た)め対面(たいめん)を望(のぞ)む時(とき)は許(ゆる)さるべ  し尤(もつとも)出院(しふつゐん)の節(せつ)は消毒(せうどく)を行(おこな)はるべし 一/病室(びやうま)全快(ぜんくわい)すれは消毒(せうどく)を行(おこな)ひ出院(しゅつゐん)を許(ゆる)さるべし 一/病者(びやうしや)軽症(けいしやう)より重症(ぢゆうしやう)に変(へん)づる時(とき)は家族(かぞく)に通知(しらせ)あ  るべし 一/病者(びやうしや)死亡(しばう)する時(とき)は別(べつ)に設(まう)けたる清浄(せい〴〵)の室(しつ)に移(うつ)  し入れ速(すみやか)に其(その)由(よし)の通知(しらせ)あるべし且(か)つ家族(かぞく)を喚(よび)  寄(よ)せて其(その)死體(しがい)を示(しめ)さるべし尤(もつとも)遅參(ちさん)する時(とき)は消(せう) 毒等(どくとう)の後(おく)るゝを以(もつ)て先(ま)づ其(その)死體(しがい)を取片付(とりからづけ)らる 【左】  べし 一/死體(しがい)は丁寧(ていねい)に取扱(とりあつか)はれ充分(じうぶん)消毒(せうどく)して入棺(にふくわん)せし  め夫(それ)より埋火葬場(まいくわさうば)に送(おく)らるべし 右(みぎ)の如(ごと)く避病院(ひびやうゐん)の取扱(とりあつかひ)は決(けつ)して粗略(そりやく)ならざるも のなりされば自宅(じたく)にて療養(りうやう)の届(とゞ)かぬ者(もの)は速(すみやか)に其(その) 病人(びやうにん)を避病院(ひびやうゐん)に送(おく)るを良(よし)とす然(しか)つときは病人(びやうにん)の 療治(れうぢ)看病(かんびやう)も十分(じうぶん)に行届(ゆきとゞ)き且(か)つ他人(たにん)に傳染(でんせん)せざる 二(ふた)つの益(えき)あり昨年(さくねん)の流行(りうかう)にも一家(いつか)に一人(いちにん)の病者(びやうしや) ありて次第々々(しだい〳〵)に傳染(でんせん)し遂(つひ)に一家(いつか)残(のこ)らず死絶(しにた)え 或(あるひ)は一人(ひとり)の小児(せうに)を存(のこ)し或(あるひ)は一人(ひとり)の老人(らうじん)を残(のこ)す等(とう)