翻刻!江戸の医療と養生

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養生一家春 - 翻刻

養生一家春 - ページ 24

ページ: 24

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【右頁】    徳を顕はさんとす《割書:予|》も亦その    巻の末に五七五を並ふるは所謂    尺恩寸謝と見ゆるし給へかし 春に逢ふ老蘇の樹々も雨の恩  雨耕    懈怠なく調息する時は心気を    養ふの一助ならんと杏霞翁の    金言むへなる哉こは万病の    治るの根元にして是なん済世    の宝筏ともいふなるへし 【左頁】 悟つたるふりして浮ふ蛙かな  雨麦 さし引の潮を花にさくら貝  蜂要    百瀬氏の新禧貺【左に「トシダマ」と傍記】は常に服して気    を養ふの聖効尊としされは其/因(チナミ)    容安居より今も猶春毎におくら    るゝは実にちとせ寿く未曽有の    奇品ならん 気を開く薬も梅の莟かな  和秀 柳最【「㝡」。「㝡」は「最」の俗字】ふ寒さの色を忘れけり  歌女