翻刻!江戸の医療と養生

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養生一家春 - 翻刻

養生一家春 - ページ 23

ページ: 23

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【右頁】 難(かた)く事(わさ)に誘(ひか)れて怠(おこた)り易(やす)きことあるを今(いま)夢(ゆめ)に 来(きた)りて警(いま)しめたまふにこそあるらめそも〳〵此(この) 養生一家春(ようじやういつかのはる)の巻(まき)は 先師(せんし)自(みづか)ら筆(ひつ)して板(はん)に彫(ほ)らせ 親(した)しき人々(ひと〳〵)に贈(おく)りたまひしが今(いま)は板(いた)も癈失(はいしつ)して 此(この)編(へん)あることを知(し)る人(ひと)も稀(まれ)なるを容安居(ようあんきよ)の几上(きしやう)に 於(おい)て繕写(ぜんしや)【文書や書類を集めて書き写すこと】し二(ふた)つの巻(まき)を一(ひと)まきに合(あは)せ再(ふたゝび)桜木(さくらぎ)に 鏤(ちりば)め聊(いさゝか) 先師(せんし)の深恩(しんおん)を報(むく)ひ且(かつ)あまねく世(よ)に弘(ひろ) めて養生(ようじやう)の神術(しんじゆつ)を示(しめ)し共(とも)に寿域(じゆいき)【長寿の境地】に至(いた)らんこと をこひねがふのみ           高田立節《割書:信辰|》謹識 【左頁】    仁医養中老人東都に在し時    東西の疾病あるものを療し    英名を耀しけるか其頃《割書:予|》も    病床に臥して旦夕にあやふかり    しを救はれ猶調息養生の法    を教諭受しより多年健なる    事病前に異ならすされや其門下    高立節子師か妙術を書おかれ    し小冊を再板して四方に其