翻刻!江戸の医療と養生

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養生一家春 - 翻刻

養生一家春 - ページ 4

ページ: 4

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【右頁】 百瀬養中先生著 養生一家春   容安居蔵 【頭部欄外に横書き】 文政庚寅春再刻 【左頁】 幸(さいわい)に有難(ありがた)き 聖代(せいたい)に生(むま)れ仁澤(じんたく)の深(ふかき)に浴(よく)し農(のう)は耘耕(うんかう)に懈怠(けだい)なく商(しやう)は 交易(かうゑき)を平直(へいちよく)にして各々(おの〳〵)其(その)業(げう)を勤(つと)めおの〳〵其(その)天命(てんめい)を 尽(つく)す吾儕(わなみ)醫(い)を業(げう)として耕(たがへ)さずして児(こ)餒(う)へす織(おら)すして 妻(つま)凍(こゞ)えず枕(まくら)を高(たか)ふして臥(ふ)し几(おしまづき)に𠙖(よ)つて眠(ねむ)るいかがして 国恩(こくおん)の渥(あつき)に報(むく)ひ奉(たてまつ)りいかがして天命(てんめい)の厳(をごそか)なるに答(こた)へ奉(たてまつ) らん哉(や)恐(おそ)れても又(また)おそるべし爰(ここ)におもへらく四民(しみん)各(おの〳〵)其(その)業(げう) を勤(つと)むるに病(やまひ)無(な)くして壮健(さうけん)ならざれば勤(つと)め行(おこな)ふ事(こと)あた はず故(かるがゆへ)に古(いにしへ)より醫薬(いやく)の設(もふけ)有(あ)りて小伎(しようき)なりと云(い)へとも 天職(てんしよく)に列(つら)なれりしかれば天下(てんか)の人(ひと)に病(やま)ひ無(なか)らん事(こと)をのみ 【朱印・京都帝国大学図書之印】 【朱印・富士川游寄贈】 【黒印・187256 大正7.3.31】