Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション3

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (3) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (3) - ページ 55

ページ: 55

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人のしりたるも【皆思っていたが】かくひきたかへ【予想を裏切って】なに事もな のめにあらぬ【普通でない】御ありさまをものめかし【ひとかどのものらしく】いて給ふ はいかなりける御こゝろにありけむこれもむか しのちきりなめりかしいまはかきりとあな つりはてゝ【軽蔑しはてて】さま〳〵にまよひちり【途方にくれさまよい】あれしう えしも【上下】の人〳〵われも〳〵まいらむ【お仕えしようと】とあらそひ いつる人もあり心はへなと は(は)たむもれいたき【世間に出ないで引っ込み思案である】 まてよくおはする【よくていらっしゃる】御ありさまに心やすくなら ひてことなることなきなます両【注】なとやうの いゑにある人はならはすはしたなき【無作法な】心ちするも 【注 生受領=年功を積んでいない国司。また、実力・権勢のない国司】