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コレクション: 漂流記コレクション

波丹国漂流人覚書 - 翻刻

波丹国漂流人覚書 - ページ 17

ページ: 17

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仰付一両日牢之内に居申候処壱人ツヽ被呼出候て容子 御尋被成候牢舎致居申候 右之口書江戸江被遣候長崎牢之内に戌九月朔日迄 居朔日朝四ツ時ニ牢を御出被成候間波丹ニ而作候船幷諸 道具南京にて貰ひ候品々不残御売払被成□□長崎 御奉行所ゟ餌布子壱ツヽ被下路銭等も御奉行様ゟ 御渡シ道中之御奉行壱人御供弐人ニ十壱人の御人足 御附被成候而戌九月十九日尾張御城下迄御送届ケ千賀 志摩殿幷御奉行衆江御渡シ夫ゟ被召呼委細御聞被 遊候右道中ニ而遣ひ銭も残り壱人ニ九百五十文ツヽ御分 被下候郡奉行様ゟ親類幷所々庄屋組頭被召呼 御渡被遊候右之通 御公儀江口書之趣如斯御座候以上  一波丹ニ而我々共居申候所幅五里程も御座候様奉存候   山ニ而大木御座候地ハ黒土に御座候大将之名ハ山野麦   南外司と申候  一畑ハ山を焼候而植物ハ芋計作り申候其外五穀類ハ   無御座日本之 南蛮(ナンバン)と申もろこし少々植申候   たばこ少々作申候生物ハぶた野牛馬犬鼡小鳥   とんやの類 鶏■