東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 5 江戸名所図会

江戸名所図会 20巻 巻之16 - 翻刻

江戸名所図会 20巻 巻之16 - ページ 15

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【右丁】 鎌田政清造立(かまたまさきよさうりふ) 六地蔵石灯籠(ろくちさうのいしとうろふ) 【図】 【左丁】  《割書:群集(くんしう)す此とき弁天堂(へんてんたう)の辺(へん)より銭(せに)湧(わき)出る事ありと参詣(さんけい)の人此 銭(せに)をとる寺僧(しそう)制(せい)しけれともきかす冨永(とみなか)奇(き)|異(い)の思(おも)ひをなし帰(かへり)て此事を氏綱(うちつな)へ申けるよしを記(しる)せり》  鯨鐘(けいしよう)《割書:同所にあり二六時(にろくし)|是を撞(つけ)り》   鐘銘曰寛永丙子歳  大猷院家光公詣当山観音堂見伽藍破壊即 命改   作之凡二十余所又於堂後林中創建  東照宮後僅数歳民屋火起神宮仏閣悉燠燼 公復   命老臣某等営造如初自爾㠯還日往年来超四十   風雨所侵寝至敗毀今  大樹幕下承 先公之事起土木之功 命山城守戸   田忠昌使十郎左衛門尉建部昌孝五郎左衛門尉   三浦義成八郎右衛門尉国領重清薫匠事嗚呼結   搆之崇彩飾之美仰而可望俯而可欽功徳之大豈   可量哉其楼上所掛之鐘亦破裂因改鋳之備後守   牧野成貞喜捨黄金二百両為常報十二時之資糧   鐘既成作銘《割書:並》序刻之銘曰   鎔銅鋳鐘 治功己成 撞之撃之 殷殷雷轟   鐘本無音 触物能鳴 触物是何 一切衆生   衆生一切 種種有声 音声種種 唯一銅鯨   鯨吼忽発 迷夢頓驚 况斯薩埵 威徳崢嶸   誠念彼力 恭称其名 諸若解脱 悲願維明   元禄五年次壬申八月日     武州豊島郡金龍山浅草寺            別当 権僧正宣存拝撰