翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

養気説 4巻 - 翻刻

養気説 4巻 - ページ 52

ページ: 52

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 老⁻子に専(モッパラニ)_レ気 ̄ヲ 致(イタシテ)_レ 柔(シウヲ)。能 ̄ク 《振り仮名:嬰-児|エイジ》 ̄ナラン乎(カ)といふは。自⁻然の大⁻気に此⁻身を  任(マカセ)て。《振り仮名:至⁻柔|シジウ》の和(クワ)を致(イタス)こと。《振り仮名:嬰⁻児|ミドリゴ》の欲(モトムル)ところなきがごとくなれ  ば。必其⁻本⁻然の性を全(マツタフ)すること。嬰⁻児の自⁻然の《振り仮名:感⁻通|カンツウ》、《振り仮名:大人|オトナ》より  も速(ハヤ)くして。物の害(ガイ)を免(マヌカル)ること多(オホ)きをいふなり。げに《振り仮名:嬰⁻児|ミドリコ》は  無⁻心にして。その内⁻虚(キヨ)なるが故に。感⁻応《振り仮名:尤⁻速|モツトモスミヤカ》なること。《振り仮名:空⁻谷|クウコク|タニ》の  《振り仮名:響|ヒゞキ|コダマ》を伝(ツタフ)るがごとく。大⁻気の感⁻応《振り仮名:甚⁻敏|ハナハダスミヤカなれば》。常(ツネ)にその心を  養(ヤシナヒ)て嬰⁻児に復(カヘ)れよと教(ヲシフ)る也。