デジタルアーカイブ福井の資料を翻刻

コレクション: 越葵文庫

家譜 八 光通公 従寛文十年到同十二年 - 翻刻

家譜 八 光通公 従寛文十年到同十二年 - ページ 22

ページ: 22

翻刻

【右丁】      あるはなきならひもかなしうつもれぬ      ことの葉のみはなを残る世に      越前の守なりける人の妻みまかりにし後      清池の二字を      法皇宸翰をそめられくたし給ひ      新院もまたかの読置し哥ともの御座の      右にありしを御覧あらせおはしまして      あるはなきならひもかなしといふ 【左丁】      御製御口すさひありしかは予もとし月      哥の事なと尋ねられしを思ひ出られて      其人は菩提のためと心さして金字心経一巻      書写しつたなきことのはをつらね国の守へ      をくり侍りし                   照高院宮      おもへ人色に染しもそのまゝに      空しととける法のまことを         述懐