翻刻
【右丁】
一種
緋(ひ)ばい
花(はな)単弁(ひとへ)深赤色(こきせきしよく)にして正月 開(ひら)く又 朱(しゆ)はいあり
深紅色なり此二品実を結(むす)はす凡紅ばいの
樹は心(しん)まて皆紅色也 又実中【注①】に花を開く物
あり寒(かん)こうばいといふ
【左丁】
一種
かごしまこう
さつまこう
嫩葉(わかは)と枝条(ししゃう)皆紅紫色
にして冬(ふゆ)春(はる)の《振り仮名:間|あ■た》【注②】花を開(ひら)く
重弁 濃赤色(こきせきしよく)甚 美(ひ)なり
【注① 「実中」は「寒中」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブでは「寒中」(『本草図譜巻之61・62』コマ21 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676196)。】
【注② ■は「ひ」ヵ「い」ヵ。「わ」にも見える。】