翻刻
【右丁】
水梨(すいり)《割書:集|解》 みつなし
形こかなしと同
くして水多し
消梨(せうり)《割書:集|解》 まつをなし《割書:勢州|越後》
大場(ほうは)なし#1 香水梨(かうすいり)《割書:三才|図会》
雲州の名産也形 円(まるく)して大に
水多く香気(かうき)あり皮黄色にし
て微(すこ)し透徹(しうてつ)す#2
【左丁】
赤梨(せきり)《割書:集|解》 てうせん
形 本(もと)狭(せは)く末(すへ)広(ひろ)く長(なか)みありて
皮黄赤色たくわへ置は冬を
経て敗(やふ)れす
青梨(せいり)《割書:集|解》 あをなし
形 円(まる)く大に
して碗(わん)の如く
皮 厚(あつ)くして水
多(おゝ)く味(あしは)ひ甘(あま)
し