翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

四季漬物鹽嘉言 - 翻刻

四季漬物鹽嘉言 - ページ 34

ページ: 34

翻刻

【右丁】 灰(はい)のあくを附(つけ)てきなこ団子(だんご)のごとくしてつぼに 入れめばりをしてたくわふべし遣(つか)ふ時(とき)ぬるま湯(ゆ)にて あらひおとせばにほひもうせずいろもかはらずもぎ たてのごとし    金柑塩漬(きんかんしほづけ) 金柑(きんかん)余(あま)り熟(じゆく)さぬうち水と塩(しほ)と等分(とうぶん)にせんじ 一夜(いちや)さまして器(うつわ)に入きんかんとぴた〳〵にしてかぜの いらぬやう目(め)ばりをしてかこふべし遣(つか)ふ毎(ごと)にうは水(みづ)を こぼしてひた〳〵にしておくべしいつまでももつもの 【左丁】 なり    笋塩漬(たけのこしほづけ) 《振り仮名:竹の子|たけ  こ》の皮(かわ)をむきて《振り仮名:沢庵大根|たくあん    》のごとく一かわづゝ並(なら) べて塩(しほ)をふりて中塩(ちうじほ)にしてかろき押(おし)をかけて漬(つけ)る なり尤(もつとも)とうがらしを少(すこ)し入置(いれおく)べし    通計六拾四條 四季漬物早指南初編(しきつけものはやしなんしよへん)《割書:終|》