翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 198

ページ: 198

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【右頁】 の薬(くすり)を敷貼(ぬりつけ)てよし○又方 白礬(みやうはん)《割書:薬店に|あり》を末 となし咬たる処に摻(ふりかけ)て布(ぬの)にて裹(つゝむ)べし○ 又方 青柚子(あをきゆず)の青き所を擦(すり)て咬(かみ)たる処に貼(つけ) べし猧兒(ちん)の咬たるに最(もつとも)よし 〖旧(ふるき)瘡(できもの)ある人 狗涎(いぬのよだれ)瘡口(てきものゝくち)に入る〗ときは昏悶(きをうし)なふ に至(いた)る者あり急(きふ)に蜀椒(さんしよ)を浸(ひた)したる水にて 莽草(もふさう)《割書:図説後|にあり》葉(は)の末を調(ませ)て塗てよし 〖瘈狗(やまひいぬ)に囓(かまれ)〗たるは急(きふ)に瘡口(きづくち)より血(ち)を絞(しぼ)り出(いづ) 【左頁】 ること少きは瘡(きつ)口の四囲(ぐるり)を鍼(はり)にて刺(さし)血(ち)を多(おほ) く絞出(しぼりいだ)し次(つぎ)に手(て)のさきならば肘(ひじ)の辺(へん)脚(あし)さき ならば膝頭(ひざがしら)より人に小便をしかけさすべし かはり〳〵多(おほ)くしかくるをよしとす最(もつとも)其小 便(べん)瘡口(きづくち)の処(ところ)へ流(ながれ)かゝる様にして洗(あらふ)べし 其あとへ胡桃殻(くるみのから)を二ッに割(わり)肉(にく)を去(すて)て半(はん) 片(へら)の内(うち)へ《割書:胡桃(くるみ)の殻(から)なきときは竹(たけ)を輪(わ)に截(きり)其 中(うち)へ|人(ひと)の糞(ふん)を填(つめ)て其上へ灸すへし》 人(ひと)の糞(ふん)を填満(つめ)て傷所(きづのところ)へうつむけに掩(おほひ)ふせ 【〖 〗は隅付き四角囲み線】