翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 224

ページ: 224

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【右頁】 〖同上〗  《割書:如是(かくのことく)背(せ)に負(おほひ)て小足(こあし)に|走(はしる)ときは口(くち)より自然(じねん)》   《割書:と水(みづ)出(いづ)るなり|》  【救溺死人図】 【左頁】   凍死(とうし)《割書:冬月(とうけつ)雪中(せつちう)抔(など)にこゞえ|死(し)せるなり》 〖病状(びやうでう)〗初(はじめ)は顔色(かほのいろ)青惨(あほざめ)或(あるひ)は目運(めまひ)し後(のち)には惣身(そうみ)す くみ手足(てあし)ふるへ漸々(ぜん〳〵)に冷(ひへ)あがり殭(こはゝり)直(すぐ)になり脣(くちびる) の色(いろ)青黒(あをくろく)脈(みやく)至て沈(しづみ)伏(かくれ)或は脉(みやく)なきに至り口(くち)も の言(いふ)ことならず遂(つい)に倒(たを)れ無性(むせう)になる也 〖療法(りやうほふ)〗先 扶(かいほうし)て煖(あたゝか)なる室(いへ)に入 凍人(こゝへたるひと)の衣(きるもの)を去(ぬが)せ傍(かいほう) 人(にん)の着(ちやく)せし熱(あたゝかき)衣(きもの)に包(つゝ)み米(こめ)を炒(いり)熱(あつく)し或(あるひ)は竃下(かまどのした) の灰(はい)を熱(あつ)く炒(いり)袋(ふくろ)の内(うち)へ入れ病人(ひやうにん)の胸(むね)を熨(の)し 【〖 〗は隅付き四角囲み線】