翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 240

ページ: 240

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【右頁】 服(ふく)す此(この)物(もの)咽(のんど)に入(いる)ときは化(く[は])して下る 〖鯗魚(するめ)咽(のんど)に梗(つまる)〗は直(すぐ)に鯗魚(するめ)を漫火(ゆるきひ)に炙(あぶり)薫(こが)して 食(しよく)すれば即(ぢきに)吐(はき)出(いだ)す 〖竹木刺咽(たけきのとげくいのんど)に刺(たち)〗たるは榎(へのき)の実(み)《割書:図説(づせつ)下|にあり》二三 粒(りう)【左ルビ:つぶ】を呑(のむ) べし○又方 陳皮(ちんひ)《割書:薬店に|あり》一匁 煎(せん)じ服(ふく)してよし ○又方 貫衆(くはんじゆ)《割書:薬店に|あり》濃(こく)煎(せんじ)服(ふく)すべし 〖稲(いね)の芒(のげ)を呑(のみ)〗たるは《振り仮名:白𩛿|しろきかたきあめ》を頻(ひたもの)に食(しよく)してよし  稲芒(いねののげ)粘咽(のんどにつき)て出(いで)ざるは〗箭頭草(せんとうそう)《割書:図説(づせつ)後|にあり》を嚼(かみ)て嚥(のみ) 【左頁】 下すべし 〖箭頭草(せんとうそう)〗《割書:和名|  すみれ》 《割書:此(この)草(くさ)野辺(のへん)に生(せう)ず|春(はる)の初(はじめ)苗(なへ)を生(せう)じ》 《割書:二三月 頃(ごろ)花(はな)を開(ひら)く|色(いろ)紫(むらさき)にして形(かたち)図(づ)の》  【箭頭草の図】 《割書:ことし花(はな)の色(いろ)白(しろき)ものは|用ゆべからず又 花(はな)は》 《割書:同(おな)じことにて葉(は)丸(まる)き|ものあり又 朝鮮(てうせん)》 《割書:すみれとて葉(は)に刻缺(きれこみ)|あるものあり皆(みな)用ゆ》 《割書:べからず|》 【〖 〗は隅付き四角囲み線】