← 前のページ
ページ 242 / 309
次のページ →
翻刻
【右頁】
【文字なし】
【左頁】
卒食噎(にはかにしよくつまる)
人 卒(にはかに)に食物(しよくもつ)噎(つまり)て咽(のんど)に塞(つかへ)下(くだら)ざる事(こと)あり
〖療法(りやうほふ)〗蜜(みつ)少(すこし)許(ばかり)を取(とり)て口(くち)に含(ふくみ)て呑(のみ)下(くだ)すべし
〖《振り仮名:𩝐餻|もち》咽(のんど)に噎(つまり)〗て下(くだ)らざるは厳(つよき)醋(す)を多(おほ)く鼻(はな)の孔(あな)
の内(うち)へ灌(そゝぎ)こむべし酸気(すきき)に噴(むせ)て吐(はき)出すもの
なり○又方 鉄漿(はぐろ)《割書:女の歯(は)につける|おはぐろなり》少(すこし)許(ばかり)口中(こうちう)へそゝ
ぎ入(い)れてよし○又方先 扇子(おふき)の両方(りやふほふ)のお
やぼねを取(と)り捨(すて)幅(はゞ)ひろきは両側(りやうわき)を削(けづり)せま
【〖 〗は隅付き四角囲み線】