← 前のページ
ページ 289 / 309
次のページ →
翻刻
【右頁】
てよし○又方 欝金(うこん)の末(こ)《割書:薬店にあり黄色(きいろ)を染(そむ)|るに用ゆるものなり》
炒(いり)黒(くろく)して酢(す)にて用ゆべし○又方 荊芥(けいがい)《割書:薬(やく)|店》
《割書:に|あり》末(こ)となし白湯(さゆ)にて用 煎服(せんふく)亦よし
《割書:此 證(せう)は前(まへ)の脱證(どつせう)【ママ】とは違(ちがい)て人参(にんしん)を用ゆ|ればいよ〳〵あしゝ用ゆべからず》
【左頁】
崩漏(ぼうろう) 《割書:血(ち)卒(にはか)に大(おほい)に下(くだ)るを云|》
〖病状(びやうでう)〗婦人(ふじん)俄(にはか)に陰門(まへ)より血(ち)多(おほく)出(いづ)ることあり脱(ちおりる)
血(こと)過多(おびたゝし)ければ元気(げんき)接続(とりつゝぎ)がたく死(し)に至(いた)る
急(きふ)に救(すくふ)べし産後(さんご)腹中(はらのうち)鳴(なる)もの崩漏(ぼうろう)すること
あるものなり油断(ゆだん)すべからず
〖療法(りやうほふ)〗先(まづ)急(きふ)に其(その)病婦(びやうにん)を側(よこ)に臥(ねかし)傍人(かいほうにん)其(その)背後(せなかのかた)に
坐(すはり)て病婦(びやうにん)上(うへ)にしたる脚(あし)は長(なが)く伸(のば)させ下(した)にし
たる脚(あし)は膝(ひざ)を屈(かゞめ)て伸(のば)したる上(うへ)の脚(あし)の上へ
【〖 〗は隅付き四角囲み線】