翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 304

ページ: 304

翻刻

【右頁】 【文字なし】 【左頁】   走馬牙疳(そうばげかん)《割書:はくさなり|》 〖病状(びやうでう)〗歯齦(はぐき)損(くづれ)爛(たゞれ)或は腫(はれ)紫黒色(くろむらさきいろ)に成(なり)歯縫(はのはへぎは)より 鮮血(いろよきち)出(いで)口内(くちのうち)臭気(くさきにほひ)あり毒(どく)深(つよき)は臭気(あしきにほひ)も亦(また)つよし 身(み)に熱(ねつ)あり甚(はなはだ)しきは歯(は)落(おち)唇(くちびる)鼻(はな)顋頬(ほふ)までも 攻(かけ)蝕(とれ)て脱去(おつる)に至(いた)る遅(おそき)ときは死(し)に至(いた)る  凡 疱瘡(ほうそう)麻疹(はしか)或 熱病時(ねつびやうじ)毒(どく)等(とう)患(わづらい)たる後(のち)息(いき)  臭(くさく)口中(こうちう)臭気(わるきにほひ)あるは其(その)毒(どく)清鮮(さつはりと)せさるなれば  早(はや)く良医(よきいしや)を迎(よび)て療理(りやうじ)を請(うく)べし延握(のび〳〵に)すれ 【〖 〗は隅付き四角囲み線】