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【右頁】
の上七 壮(そう)又は大指(おゝゆび)の爪甲(つめ)際(ぎは)又は大指の本節([も]とふし)の
上に灸(きう)すべし《割書:何れも詳(つまびらか)に後|に図を出(いた)せり》
〖吐(はき)下(くだしの)後(ゝち)渇(かはき)〗湯水(ゆみづ)を飲(のま)んとするは粳米(うるごめ)を水を入れ
研(すり)て其 汁(しる)を温(あたゝ)め中(うち)へ竹瀝(ちくれき)《割書:竹瀝を取(と)る法(ほふ)|中風(ちうぶん)にあり》と姜汁(せうがのしる)
を入 撹(かきまぜ)てのませてよし粟(あわ)黍(きび)の類(るい)何(いづれ)も水(みつ)に煮(に)て
汁を取(とり)服(ふく)さしむべし又 糯米(もちごめの)泔(ときみづ)温(あたゝめ)服(ふく)すべし
〖吐(はき)瀉(くだしの)後(ゝち)〗凡 癨乱(くわくらん)吐瀉(としや)ともに止(やみ)たる時(とき)早(はや)く粒(つぶめしを)食(くらふ)ふ
べからす仮令(たとへ)稀(うすき)粥(かゆ)と云(いふ)とも一 呷(すい)も咽(のんど)に入(い)れば
【左頁】
立(たち)どころに死(し)す吐(はき)瀉(くだし)やみて半日 許(ばかり)過(すぎ)て饑(うへ)甚し
きとき粥清(おもゆ)を飲(のま)しめ後(のち)に稀(うすき)粥(かゆ)を少々 与(あた)へ漸々(ぜん〳〵)
に消息(みはからい)て輭(やわらかなる)飯(めし)を与ふべし熱湯(あつきゆ)熱酒(あつきさけ)を飲(のむ)こと堅(かた)
く無用(むよう)なり病家(びやうか)の人は病人(びやうにん)に飲食(いんしよく)を勧(すゝめ)度(たき)もの
なれども病(やまひ)にもよるべし霍乱(くはくらん)後(ご)早(はや)く飲食を勧(すゝめ)
て大成(おほひなる)害(がい)ありし者おほし慎(つゝしむ)べし
〖大陵(たいりやう)〗〖間使(かんし)〗《割書:倶(とも)に掌(てのひらの)後(のち)に在(あり)大陵(たいりやう)は掌(てのひらの)後(のち)と腕(うで)との間(あいだ)約紋(すじ)の|最中(まんなか)にて此処に縦(たて)に二 筋(すじ)のすじあり其間に》
《割書:点(てん)すべし間使(かんし)は大陵(たいりやう)の後(のち)三寸に点すべし両 筋(すじ)の最(まん)|中(なか)に取(とる)べし扨(さて)此寸は直に大陵の次(ところ)より肘(ひぢ)の約文(すじ)までを》
【〖 〗は隅付き四角囲み線】