翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション3

広恵済急方 3巻 - 翻刻

広恵済急方 3巻 - ページ 73

ページ: 73

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【右頁】 んとするは巴豆(はづ)《割書:薬店に|あり》皮(かわ)を去(すて)少(すこし)く炒(いり)研(すり)爛(つぶし)唐大(とうたい) 黄(はう)乾姜(かんきやう)《割書:ニ味共に薬|店にあり》の末(こ)各(おの〳〵)一匁 蜜(みつ)にまぜ大豆(くろまめ)許(ばかり) を三 ̄ツ四 ̄ツ程(ほど)煖水(さゆ)にて用ゆべし暫(しばらく)して吐(はき)下(くだし) ありて愈(いゆ) 【左頁】   疔毒(てうどく)昏憒(こんくわい)《割書:疔(てう)の毒(どく)にて気(き)をとり失(うしのふ)なり| 附 疔瘡(てうさう) 紅絲疔(かうしてう)》 〖病状(びやうぜう)〗凡(おほよそ)人(ひと)平居(へいきよ)無事(ぶじ)にして暴(にはか)に死(しす)る者(もの)あり何故(なにゆへ) なる事をしるべからざるは撚紙(こより)に火(ひ)を点(とぼ)し死(し) 人(にん)の遍身(そうみ)を見るべし若(もし)小(ちいさき)瘡(できもの)あらば是 疔毒(てうどく)内(うち)に 入(いり)たるなり《割書:疔瘡(てうそう)の状(かたち)委(くは)し|く下(しも)に記(しる)す》面(かほ)部等の顕(あらはれ)たる所に 生(でき)たるは見易(みやす)き故(ゆへ)に知易(しりやす)し身體(からだ)手脚(てあし)の隠(かくれ)たる 所に生(せう)じたるは見えがたきゆへ知かたし故に 往々(まゝ)見誤(みあやま)る事あり又は其 初発(しよはつ)に憎寒(さむけ)壮(つよく)熱(ねつ) 【〖 〗は隅付き四角囲み線】