みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

後見笑 - 翻刻

後見笑 - ページ 63

ページ: 63

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一同子四月十一日熊本延壽寺御院主様寺僧中  壱人も不残被召連二丁と申所之於浜辺右津浪  溺死の者共江之御志之葬礼御勤尤御仏供物  等夫々御持参ニて御深志之段皆人かんし評判続  夫より追々と自他宗寺二思々之追善等有之  事共也 一同子五月廿日大洪水仕候処去亥年之大洪水ゟは  当手永分田村小柳村は壱尺少ク山鹿湯町は七寸  少ク有之候処岩野川筋甚大水ニて小原村ゟ  下は別而水増り候而去年亥年之水ニは三尺又は  五尺も太ク高瀬町ニ至り而は六尺四五寸太ク有之  其水損所は筆にもつくしかたく都而別世界  となり行末何分成行ものかと皆人あゆれ  入計なり 一同子六月十三日大雷雨仕候節山鹿湯町広丁  揚仮屋ニ而中村又市と申者酒を給居候而色々  悪口いたし候処雷にうたれ惣身乱死いたし候 一同子七月上旬比より一統田方虫付候故我人皆々  魚油を田舟に入居候処盆比ゟ甚病強り相  成り都而皆無にと成り候歟と皆々驚き  しきりに油をさし色々と手入仕候得共当村  ニも皆無御役方ゟ御しらへの上田畝弐町六反程