翻刻
板目のことくはたはなし板目のはたの内に
ともゑのことくなるもく有なしはたなる
きたひもありきたひの伝板目と柾目と
の木のかとをけつりたる如也ほうしのへり
をみしかく焼也但かへりを長く焼さけ
たるにはほうしのなりさのみとからぬ
様にてかへりにそとのたりたる心に焼也
かへりを見しかく焼にはほうしのなり
をとかるやうにうつくしく焼也刃はゝき
本を少乱るゝ心にやきて惣は直刃にやく也
ふくらほそき心に焼てさきのつよき様
に焼也然而上手也刃を焼かぬ以前にすや
きするとあり秘事也刀の作しせんうすき
もあれ共大略かさねあつに先へ何ともな
くとかる様に作也少さしうつふく心也各
物やけんとをし小乱小野親子藤四郎