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コレクション: STAGE8

大地震大津浪末代噺種 (二編 全) - 翻刻

大地震大津浪末代噺種 (二編 全) - ページ 21

ページ: 21

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《割書:地震|津浪》《ルビ:精進料理献立|せうじんれうりこんだて》 【上の段】 津浪で子を死なし      うら めし  道頓堀川は死人の あへまぜ  なます 《ルビ:借家|かしや》のふしんは   門のいがんだ ごぼう ましが出ぬ    大黒はしへ船の よせ栗  平        逃る用意を しいたけ 《ルビ:裏|うら》の《ルビ:広地|ひろち》を     おきばんは夜の 長いも 人にかし      金子をはらへ まきゆば  菓子椀      安治川辺は一めんに 水善寺のり 小家片付て     地しんで逃る人が せり 先一ぷく      たすけ船で人を あげ《ルビ:麩|ふ》  吸物 【下の段】 くはしいことは   いつ何時にゆるといふ 順才 手紙で       気にかゝる足よわと 小いも  汁 なん《ルビ:船|せん》を 助けた  香物 船で《ルビ:逃|にげ》た人は    つなみで海は うず《ルビ:巻麩|まきふ》 えらい       酒のんでもりに入て 《ルビ:松露|しやうろ》    坪        よいはるを まつたけ 《ルビ:常水|じやうすい》に成て    いがんだ天王寺の とがらし 津なみも      はそんした船を急?【倉ヵ】にな おぐわへ  台引 はそんした家を   新田はえらい 《ルビ:水菜|みづな》 早ふなを  したし