翻刻
【図中右より】
吉原
【サが脱落ヵ】ル若丁
金リウ山
本願寺
坂本
石ハラ
レウ《?:セン》シ?【霊山寺ヵ】
ホウヲ
《?:ンシ》【法恩寺ヵ】
コマカタ
下谷
シロコウ
シ
△本所中の郷弁天小路に八百屋新助といふものあり右地震にて半丁余潰新助方も潰て【「し」の誤記ヵ】
が三人の子を漸赦(やう〳〵たすけ)出しけれ共妻やす女は梁下(はりのした)に閉込(とぢこめ)られ自由(じゆう)ならず狂気(けうき)のごとくなりて
板|材木(ざいもく)土|瓦(かはら)を刎除赦(はねのけたすけ)んとする間(うち)同所|薪(まき)屋より出火にて次第に火勢(くはせい)つよく炎(ひのこ)は雨の
ごとし妻やすが云やう妾(わらは)を赦(たすけ)んとて時うつれば御身を始(はじめ)三人の子迄|危(あやう)し妾(われ)は覚悟(かくご)