東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

拳独稽古 - 翻刻

拳独稽古 - ページ 26

ページ: 26

翻刻

  はずしてずいぶんつよくむかふへ打(うち)こみ   てうち合(あ)ふときはきはめて勝(かち)をとる   へし 一 別而(へつして)人(ひと)よりさげて打拳(うつけん)   此拳は手(て)まへの手(て)をひかへて打(うつ)がよし 一 打颪(うちおろし)をしやくりて声(こへ)の跡(あと)より出(で)る拳(けん)   此拳はなはだあしき拳なりこれを   うつにはつねよりはすこしこゑも手(て)も   むかふよりさきへ出(だ)すやうの気持(きもち)にて   打(う)つかよし 一 別而(べつして)手(て)を向(むかふ)ふへ打込拳(うちこむけん)   此等(これら)の拳を打(うつ)ときは只(たゝ)むかふの手の   下へ此方(こなた)より打込(うちこん)てよし 一 向(むかふ)へ打(うち)また手前(てまへ)にて打(うち)色々(いろ〳〵)と打(うつ)拳   これらの拳も此方(このはう)のてうしをきはめて   打がよし