翻刻
一 間(ま)悪敷(あしく)至(いたつ)而 早(はや)き拳(けん)
是等(これら)の拳をうつにはずいふん上より
打おろし大場(おほば)に打べし
一 調子(てうし)能(よく)見得(みえ)て打(うつ)に甚(はなはた)心(こゝろ)あしき拳
これらの拳をうつ時(とき)はむかふへこゝろを
かけず只(たゝ)このはうのてうしをさため
て何分(なにふん)向(むか)ふにかまはず打べし
一 出物(てもの)の打戻(うちもとり)之事
たとへば。さんなれは。さん。ごうなれ
ば。ごう打(うち)出しの手よりほかの手
にうつりまたもとの。さんをいだし
ごうなれはごうへもどるを出(て)ものゝ
うちもとりといふなり
一 早戻(はやもとり)之事(のこと)
たとへばりやん。すうのかよひの
二 四