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くせある手(て)なれば。すう。りやんと
すぐにもとへ戻(もど)るをいふなり
一 押戻(をしもど)りの事
押手(をして)に声(こへ)をかえる替(かえ)ぬはその人々(ひと〳〵)
の心得(こゝろへ)にあれどもまづいつけんより
さんへかよふくせのある手なればさん
のゆひにて二三 度(ど)もをしてまた元(もと)の
いつけんへもどる是(これ)を押(をし)もとりと
いふなり
一 長崎(ながさき)にて見渡(みはたし)といひ浪華(おほさか)にて
かんやくといひ又すくひと云(いふ)此拳
にむかふとき心得(こゝろへ)の事
此拳こゝろにもたれ至(いたつ)て打にくし是(これ)
を打には先(さき)の手をすこしもこゝろに
かけず心つよくつか〳〵と先(さき)の咽口(のと)の