東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

拳独稽古 - 翻刻

拳独稽古 - ページ 30

ページ: 30

翻刻

○大坂(おゝさか)にてはをりはねといふて初(しよ)けん  一本(いつほん)此方(このはう)にてとりまた先にて一本とり  二本めまた此方にてとりたるとき先(さき)  にて二本めをとれは此方にて二本めの  とりたるゆひはねるなり互(たかひ)にかく  して二本め三本めとつゝけてとり  たるかたかちとするなり 一 片(かた)拳の事  此拳は相手(あいて)にはしめ出(だ)すかと聞(きゝ)相手(あいて)  初(はし)め出すときは此方(このはう)たゝ声計(こゑばかり)よひて  さきのゆひにこゑのあへはとるあは  ざるときはかちまけなしまたその  次(つぎ)は此方(このはう)よりゆひ出す先にてこゑは  かりよひて手 出(だ)さすこゑのゆひにあへ  はとるなりかく幾度(いくど)も一ッかはりに