東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - ページ 12

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【上段】 ○鴉瓜(からすうり)は火をくだし咳(せき)を治(ぢ)し 痰(たん)をそゝぎのどを利(り)す ○燕覆(あけひ)は膀胱(ばうくわう)を治(ぢ)し癰(よう)を 消(せう)し腫(はれ)をさんじ能(よく)乳汁(にうじう)を通(つう)ス ○甜瓜(からうり)は熱(ねつ)をのぞき小 便(べん) を利(り)し煩渇(はんかつ)をとむ暑(しよ) 月(げつ)にくらへば暑(しよ)にあてられず ○苦瓜(つるれいし)は邪熱(じやねつ)をのぞき労(らう) 乏(ぼく)をおぎなひ心(しん)をきよく し目(め)をあきらかにす 錦茘支(きんれいし) 癩葡萄(らいぶだう) ○烏柿(うし)はあまほしなり 火柿(くはし)同 醂柿(りんし)はさはしがき 烘柿(そうし)つつみがき白柿はつり がきなり ○蔕(てい)は瓜(うり)の蔕(へた)柿(かき)の蔕(へた) なり又 蒂(てい)につくる㚄(てい)同 柿(かき)茄(なすび)などのへたなり ○莍(きう)は櫧(かし)櫟(いちゐ)などの実(み)を もる房(はう)なり俗(ぞく)にかさと云 ○仁(にん)はくだものゝ核(さね)のうち にあるものなり 梅仁(ばいにん)桃仁(とうにん)杏仁(きやうにん)なり 薬(くすり)にもちゆ ○核(かく)は梅桃(むめもゝ)補その身すべて くだもの又は瓜茄(うりなすび)のさね也 核(さね)の中(うち)薬(くすり)にもちゆるもの あまたあるなり ○紫糖(くろざたう)はおほく食(くら)へば心(しん) 痛(つう)し長虫(ちやうちう)を生(しやう)す 【挿絵】 龍眼(りうがん) 円眼(えんかん) 茘奴(れいぬ) 同 胡椒(こせう) まるはじかみ 一名 木奴(もくぬ) 鴉瓜(あくわ) からすうり 甘蔗(かんしや) さたうだけ 燕覆(ゑんふく) 一名 桴棪 又 あけび まくはうり 甜瓜(てんくは) からうり にがうり 苦瓜(くくは) つるれいし 白柿(はくし) つりがき 烏柿(うし) あまぼし 蔕(てい) ほぞつた