東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - ページ 17

ページ: 17

翻刻

【上段】 ○補 槿(むくげ)は芙蓉(ふよう)のは なに似(に)て小(ちい)さし 薄紅白(うすべにしろ)あり八重(やゑ) ひとへあり七月花 さく一名 日及(じつきう) ○芙蓉(ふよう)は水に生 するを水芙蓉(すいふよう) といふ荷花(かくは)なり木 を木芙蓉(もくふよう)といふ 補 きばちすともいふ 七八月花ひらく ○蜀漆(くさき)は秋 紫(むらさき)の 花さく花中(くはちう)に黒(くろ) き実(み)有 根(ね)を常(じやう) 山(ざん)といふ六月 頃(ころ)葉(は) とり食(しよく)すれども 毒(どく)ありともいふ ○女貞(ねづもち)は冬(ふゆ)をしのぎ てしぼまずよつて女 の貞節(ていせつ)に比(ひ)して名 づく一名 蝋樹(らうしゆ) ○冬青(もちのき)は冬月 青(あを) くみどりなりよつて 冬青(とうせい)といふ葉少(すこ) しまるし 【挿絵】 槿(きん) むくげ 芙蓉(ふよう) きはちす 一名 拒霜(きよさう) 蜀漆(しよくしつ) くさぎ 冬青(とうせい) もちのき 女貞(ぢよてい) ねづもち