東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 8:巻之17-19 - ページ 18

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【上段】 ○粉団(てまり)は葉(は)まるく 花白くして手毬(てまり) のごとし四月花さ く玉繍花(ぎよくしうくは)とも繍(しう) 毬花(きうくは)ともいふ 補 かん木(ぼく) といふ木も粉団(てまり)に似(に) たる花なり大てま り小でまり二 種(しゆ)有 ○紫陽(あぢさい)は 補 五月花 さく粉団(てまり)似たり色(いろ) はるり又うす紅白 あり葉てまりに 似(に)て葉(は)さき尖(とか)る 木の長(たけ)三四尺 ○薜荔(まさきのかつら)は一名を 木饅頭(もくまんちう)といふ又 鬼饅頭(きまんぢう)といふ 補 秋 のすゑに青(あを)き実(み) のる中あかし ○梔(くちなし)は 補 花白く五 月にさく実(み)は黄(き) なる染色(そめいろ)に用ゆ 上 焦(しやう)の熱(ねつ)をくだし 痰(たん)を治(ぢ)す花を 薝匐(せんふく)【簷は誤 注】といふ 【注 くちなしの漢名は薝匐(たんふく或はせんふく)で「せん」の字は竹かんむりではなく艸冠なので筆者の誤と思われる。】 【挿絵】 粉団(ふんたん) てまり 紫陽(しやう) あぢさい 薜荔(へきれい) まさきのかづら 梔(し) くちなし