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コレクション: STAGE8

地震考 全 - 翻刻

地震考 全 - ページ 10

ページ: 10

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 の説も何れの書にか拠あらんか仏説には龍の所為とも  いへり古代の説は大やうかくのごときものなるべし ○佐渡の国には今も常になゐふると言ならはせり地震と  いへは通ぜす古言の辺鄙に残る事みるべし ○三代実録仁和三年地震之条に京師の人民出_二廬舎 ̄ヲ_一  居 ̄ル_二于衢路 ̄ニ云々こたひの京州のありさまもかくのごとく  いと珍らかなり ○地震に付て其応-徴の事などは漢書晋書の天文志  などには其|応(オウ)色々記しあれども唐書の天文志よりは  変を記して応を記さず是春秋の意に本づくなり  今太平の御代何の応か是あらむ地震即|災異(サイイ)に  して外に応の有べきことなし人々こゝろをやすんじ  て各の務(ツトメ)をおこたらざれ  文政十三年     寅七月廿一日     思齋堂主人誌