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コレクション: STAGE8

地震考 全 - 翻刻

地震考 全 - ページ 8

ページ: 8

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 雷(ライ)-霆(てい)と理を同ふす北極下の地は太寒赤道之下は偏(ヘン)  熱(ネツ)にしてともに地震少し砂土の地は気|䟽(ソ)にして聚(アツ)ま  らず震少し泥(デイ)【左ルビ:トロ】土(ド)之地は空に気の蔵むことなし故に震  少し温煖(ヲンダン)之地多石之地下に空穴有て熱気吹入て冷  気のために摂斂(セツレン)せられ極る則は舒放(ジョハウ)して其地を激搏(ゲキハク)  すたとへは大筒石火矢などを高楼 巨塔(キョタフ)の下に発せば  其 震衝(シンショウ)を被(カウフ)らざること無きがことし然れども大地通  して地震する事なし震は各-処各-気各-動なりと  唯一処の地のみなり其 軽重(ケウチウ)に由て色〻の変あり地に  新山有海に新島あるの類ひ少なからず震後地下の燥気(サウキ)  猛迫(マウハク)して熱火(ネツクハ)に変して出れは則震 停(トマ)るなり ○地震の徴  震せんとする時夜間に地に孔(アナ)数〻出来て細き壌(ツチクレ)を  噴(フキ)出して田鼠【左ルビ:タネツミ】坋(ウコモツ)ごとしと是土龍【左ルビ:ヲコロモチ】などの持上るの類  ならん歟  又老農野に耕(タガヘ)す時に煙を生ずることきを見て将(マサ)