東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 10

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【上段】 ○杜若(かきつばた)は水中(すいちう)に 生(しやう)ず花大にして 色(いろ)桔梗(ききやう)の花の色 にてうるはし夏(なつ) のはじめに花さく ○菖蒲(あやめ)は花 杜(かき) 若(つばた)に似(に)て小(ちい)さく 葉(は)も細(ほそ)し又 菖(しやう) 蒲(ふ)と云は別種(べつしゆ)也 花なし又花菖 蒲と云物 一種(いつしゆ)有 ○様錦(もみぢぐさ)は六七月 葉(は)紅(くれなゐ)なり黄緑(きみどり) 色(いろ)をかぬるを十様(しうやう) 錦(きん)といふ又 雁(かん)来(きたつ)て 紅(くれない)なるを雁来紅(けんらいこう) といふ俗(ぞく)に葉鶏頭(はげいとう) といふなり ○桔梗(ききやう)は花 紫(むらさき)有 白あり一重(ひとへ)有かさ ね有六月にひらく 又 梗草(かうさう)となづく 【挿絵】 杜若 かきつばた 菖蒲(しやうぶ) あやめ 様錦(やうきん) もみぢぐさ 桔梗(けつかう) ききやう