東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 9

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【上段】 ○射干(からすあふぎ)はひあふぎ ともいふ葉(は)のかたち 檜扇(ひあふぎ)に似(に)たり花は 黄赤(きあか)し五六月花 さく烏扇(うせん)烏翣(うさう) ならびに同 ○蝴蝶花(こちうくは)は射干(からすあふぎ) の類(るい)なり三月白き 花 咲(さく)黄(き)み中(なか)にあり 俗(ぞく)にやぶらんといふ しやがは射干(しやかん)の音(おん) を誤(あやまり)しものなりと ○夏枯草(かこさう)は野(の)に 多(おほ)し薄紫(うすむらさきの)花 咲(さく) ○鴟尾(いちはつ)は葉(は)は射(からす) 干(あふぎ)ににたり花は むらさきなり花 を紫羅傘(しらさん)と いふ四月花さく ○馬藺(ばりん)は沢辺(たくへん) に生(しやう)ず気(き)くさし 花はあやめににて 細(ほそ)し色もうすし 馬棟(ばれん)ともいふ夏(なつ) の初(はじめ)に花さく 【挿絵】 射干(しやかん) からすあふぎ 蝴蝶花(こてうくは) しやが 夏枯草(かこさう) うつほくさ 鴟尾(しひ) いちはつ 鴨脚花(わうきやくくは) 馬藺(ばりん)