東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 12

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【上段】 ○薔薇(しやうび)は花 紅白(こうはく) 黄(き)薄紅(うすべに)有 千重(せんゑ)の ものを牡丹(ぼたん)いばら といひ一重(ひとへ)なるを蕀(いばら) 薔薇(しやうび)と云一名 月々(げつ〳〵) 紅(こう)又 長春(ちやうしゆん)ともいふ ○慎火(いはれんげ)は一名 景天(けいてん) 又は戒火(かいくは)ともいふ小(しやう) なるを仏甲草(ぶつかうさう)と いふなり ○苔蘚(こけせん)同 水(みづ)に有 を陟釐(ちよくり)と云 石(いし)に生(はゆ) るを石濡(せきしゆ)瓦(かはら)に有 を屋游(をくいう)墻(かき)を垣衣(ゑんい)と云 ○酸漿(さんしやう)は五月に 白き花 咲(さき)実(み)赤(あか) くとうろうのごとし よつて金灯篭(きんとうろう)と云 ○旋覆(をぐるま)は葉(は)長(なが)み 有花は黄(き)にして 菊(きく)ににたり六月に 花さく又九月にむ らさきの花さくを 紫苑(しをん)といふ是(これ)は 見事(みごと)成(なる)花なり 【挿絵】 薔薇(しやうび) いばらしやうび 慎火(しんくは) いはれんげ 仏甲草(ぶつかうさう) 苔(たい) こけ 酸漿(さんしやう) ほうつき 旋覆(せんふく) をぐるま