東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 16

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【上段】 ○菊(きく)は百種あり 花も数品(すひん)あり頭(づ) 痛(つう)目(め)を明(あき)らかに し年(とし)をのぶると いへり薬(くすり)には黄色(きいろ) なる菊(きく)に一 種(くせ)あり ○莣(おばな)は茅(ちがや)にゝたり 皮(かわ)は縄(なわ)又は履(くつ)につ くるなり大を石芒(せきばう) 小を芭芒(はばう)といふ ○荏(え)は白蘇(はくそ)とも いふ山野(さんや)に多(おほ)く 生(しやう)ず油(あぶら)おほし えのあぶらといふ ○牽牛(あさがほ)は葉(は)三 尖(とがり)あり花はむらさ き白はむかしより 有 近頃(ちかごろ)新花(しんくは)出 て紅(べに)絞(しほり)飛入(とびいり)花(くは)形(きやう) も品々(しな〳〵)あり ○鼓子(ひるがほ)は花のかた ち軍中(ぐんちう)に吹(ふく)鼓子(くし) のごとし故(ゆへ)に鼓子(くし) 花といふ又 旋葍(せんふく) 花(くは)ともいふ ○蒴藋(そくづ)は枝(えだ)ことに 五 葉(よう)花白く実(み) 青(あを)く緑豆(ふんどう)のことし 痛(いたみ)所(しょ)に葉(は)を付 煎(せん)じ洗(あら)ふてよし 一名 接骨草(せつこつさう) 【挿絵】 女節(ちよせつ)花 菊(きく) かわらよもぎ 莣(はう) おばな すゝき 荏(じん) え はくそ 鼓子(くし) ひるがほ 牽牛(けんご) あさがほ 蒴藋(さくてき) そくつ