東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 17

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【上段】 ○水仙花(すいせんくは)は冬(ふゆ)の 初(はじめ)より花ひらき 初春(しよしゆん)まで花有 かたち酒盃(しゆはい)の如く 黄(き)なる物有花び らは白しよつて金(きん) 盞(さん)銀台(きんだい)といふ 葉(は)は石蒜(せきさん)にゝたり ○麦門冬(せうがひけ)は四月 にうすむらさきの 花ひらく実(み)緑(みとり)に して珠(たま)のごとく丸(まる) し秋(あき)の頃(ころ)みのる此 根(ね)を薬(くすり)に用(もち)ゆ ○瞿麦(なでしこ)は花の色(いろ) 薄紫(うすむらさき)六月にさく 河原(かはら)に多(おほ)し近(ちか) 頃(ごろ)は新花(しんくは)あり色 も品々(しな〳〵)あり ○石竹(せきちく)は撫子(なでしこ)によく 似(に)て花 紅白(こうはく)又は絞(しほり) など種々(しゆ〳〵)あり又六 月に花さく一重(ひとへ)千(せん) 重(ゑ)あり ○玉簪(ぎぼうし)は葉(は)大なり 秋花さく色うす紫(むらさき) 数品(すひん)ありて色もかは れり一名 白鶴仙(はくくわくせん) 【挿絵】 水仙花(すいせんくは) 麦門冬(ばくもんう) せうがひけ 瞿麦(くばく) なでしこ 石竹(せきちく) 玉簪(ぎよくさん) ぎぼうし