東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 18

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【上段】 ○蒼朮(さうじゆつ)は花うす 赤(あか)し脾(ひ)をすこやか にし湿(しつ)をかわかし中(うち) をゆるくす山薊(さんけい)と もいふ花白きは白朮(ひやくしゆつ)也 ○木賊(もくぞく)は目(め)のかすみ を退(しりぞけ)積塊(しやくくわい)を消(せう)す 和名(わみやう)とくさ板(いた)など おろし磨(みがく)に用(もち)ゆ ○山葱(さんさう)は一名を隔(かく) 葱(さう)とも又 鹿耳(ろくに) 葱(さう)ともいふ俗(ぞく)に いふぎやうしやにん にくなり ○石荷(ゆきのした)は一名 虎耳(こし) 草(さう)といふ水湿(すいしつ)の地(ち) に生す五月花 咲(さく) ○馬勃(ばぼつ)は湿地(しつち)くち 木のうへなとに生 ずのどのいたみを 治(ぢ)す灰菰(くわいこ)牛尿(ぎうし) 菰(こ)となつく ○石韋(ひとつば)は湿地(しつち)に 生ず葉(は)大にして かたく皮(かわ)のごとし枝(えた) なく一 葉(よう)づゝ生ず 労熱(らうねつ)邪気(じやき)をつかさ とり痳病(りんびやう)を治(ぢ)す ○螺厴(まめづる)は一名 鏡面(きやうめん) 草(さう)といふ石上に生す かゞみぐさ又 豆(まめ)ごけ 【挿絵】 蒼朮(さうじゆつ) おけら 木賊(もくぞく) とくさ 山葱(さんさう) きやうじやにんにく 馬勃(ばほつ) おにふすべ 石荷(せきか) ゆきのした 石韋(せきい) ひとつば 螺厴(らゑん) まめづる