東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 19

ページ: 19

翻刻

【上段】 ○芭蕉(ばせを)は葉(は)落(おち) ず一 葉(よう)のふる時は 一 葉(よう)焦(こがる)よつてこ れを芭蕉(ばせを)といふ ○苧皮(まをかわ)をはぎて 布(ぬの)を織(をる)さらし布(ぬの)は これなり紵(ちよ)同から うしともいふ ○艾(よもぎ)は春(はる)苗(なへ)を生し 秋 小(ちいさ)き花さく艾(かい) 蒿(かう)なり又 蓬蒿(はうかう) といふ ○薢(かい)は腰(こし)背(せなか)いた みこはりたるを治(ぢ)し 腎(じん)をおぎなひ筋(すぢ) をかたくし精(せい)を まし目(め)を明(あきらか)にす ○華鬘草(けまんそう)はは なのかたちけまんの かざりによく似(に)たり 薄紅色(うすべにいろ)なり三月 花さく ○鼠麹(はゝこくさ)は小(ちいさ)く黄(き)な る花さく鼠(ねずみ)の耳(みみ) の毛(け)のことくなる実(み)を 生す又 鼠耳草(そじさう)と もいふ ○羊蹄(きし〳〵)は一名 禿(とつ) 菜(さい)とも又 牛舌菜(ぎうぜつさい) ともいふ実(み)を金蕎(きんけう) 麦(ばく)といふ 【挿絵】 芭蕉(はせを) 薢(かい) ところ 苧(ちよ) まを 艾(がい) よもぎ 華鬘(けまん) 鼠麹(そきく) はゝこぐさ 羊蹄(ようてい) ぎし〳〵