東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 21

ページ: 21

翻刻

【上段】 ○蒼耳(をなもみ)は葉(は)茄子(なすび) のごとし風湿(ふうしつ)づつう 気(き)をまし目(め)を明(あきらか) にししびれを治(ぢ)す ○車前(おほばこ)はながきほ を出す七八月の比(ころ) 実(み)をとる芣苡(ふい)牛(ぎう) 舌(せつ)同 ○龍芮(うしのひたい)は四五月に 黄(き)なる花さき実(み) をむすぶ大さ豆(まめ)の ごとし一名 地椹(ぢしん) ○防風(ばうふう)は正月に 葉(は)を生(しやう)じ五月 に黄(き)なる花さき 六月にくろき実(み)を むすぶ ○紅花(こうくは)は血(ち)をやぶ り瘀血(をけつ)のいたみを とめ大べんを通(つう)ず 花をとりて紅(へに)とす ○積雪(かきどをし)は本名(ほんみやう)つぼ くさといふ葉(は)まるく して銭(ぜに)のごとくつる なり連銭草(れんぜんさう)胡(こ) 薄荷(はつか)並同 ○苦参(くらゝ)は葉(は)槐(えんじゆ)に似(に) たり花 黄色(きいろ)にして 実(み)はさや有 根(ね)甚(はなは)だ にがし水槐(すいくはい)地槐(ぢくはい)同 ○蛇牀(じやしやう)は気(き)をくだし 中(うち)をあたゝめ瘀(を)を おい風をさる虺牀(きしやう) 蛇栗(じやりつ)同 【挿絵】 車前(しやぜん) おほばこ 蒼耳(さうふ) をなもみ 龍芮(りうぜい) うしのひたい 防風(ばうふう) はまにがな 苗(なへ)を珊瑚菜(さんごさい)といふ 紅花(こうくは) べにのはな 積雪(しやくせつ) かきどをし 苦参(くじん) くらゝ 蛇牀(じやしやう) ひるむしろ