東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 9:巻之20 - ページ 8

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【上段】 ○蒲公英(たんほゝ)は花 白き大(おゝい)なり黄(き)成(なる) は小(しやう)なり二三月に 花さく葉(は)をとり て食(しよく)す ○菫菜(すみれ)は一名 箭(せん) 頭草(とうさう)と云すも とりぐさなり花紫 白花(はくくは)又うす紫(むらさき)の もの葉(は)丸(まる)く小(しやう)也 ○虎杖(いたどり)は月水(くわつすい)を 通利(つうり)し瘀血(おけつ)を破(やぶ)る 渇(かつ)をやめ小便(しやうべん)を利(り)し 腹はり満(みつ)るを治(ち)す ○萱草(わすれぐさ)は花 巻丹(おにゆり)のごとく黄(き) 赤(あか)く初夏(しよか)に咲(さく) 春(はる)若葉(わかば)を取(とり)て 食(しよく)す水気(すいき)乳(にゆう)よ うはれ痛(いたみ)を治(ぢ)す 食(しよく)を消(せう)すこのん でくらば悦(よろこび)てうれ ひなし花 千重(せんゑ) のものは毒(どく)ありあや まりて喰(くら)ふべからず ○酢漿(かたばみ)は一名 酸(さん) 草(さう)といふ俗(ぞく)に云 すいものぐさ 【挿絵】 蒲公英(ほこうゑい) たんほゝ 菫菜(きんさい) すみれ 虎杖(こぢやう) いたどり かたばみ 酢漿(さしやう) わすれぐさ 萱草(くわんざう)