みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE1

温泉考 - 翻刻

温泉考 - ページ 15

ページ: 15

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ものなりこれ湯の相応せるなり大吉 事なりかまはずともいよ〳〵入湯すへし 又|楊梅瘡(やうめいそう)【なんばがさ】下疳(けかん)の類又は痔脱肛婦人(ぢだつこうふじん) の帯下(たいげ)【こしけ】下部(げぶ)の病症(ひようしよう)などの類の病人 入湯後四五日たちて毎日|下血(げけつ)すること あるものなりこれ驚(おとろ)くべからす尤(もっとも)そ のくだるにもくだり様によりて万一は 湯の不相応にてくだる症もあるゆへ に一概(いちがい)には決定(けつしよう)なしがたけれ共おゝくハ これ多年(たねん)の瘀血温泉(をけつおんせん)に滾動(こんどう)せられ てくだることなれは十分(しうふん)相応の症(しよう)にも ある事なり兎角(とかく)左様の時は惣躰(そうたい)の様(やう) 体気分食事等(だいきぶんしよくじたう)を引あわせ考(かんか)へて善(せん) 悪(あく)をさだむべきなり又|淋疾(りんしつ)の人入湯 後いたみいよ〳〵 強(つよ)くなりて小便(しようべん)血を くだす事ありこれもそれとおなし