翻刻
【右ページ・挿絵・田楽を調理している】
ふちや
【左ページ】
凡例
一 凡(すべ)て豆腐(とうふ)の調味(りやうり)百(ひやく)製を六 等(しな)に別(わか)ち記(しる)す 尋常品(じんじやうひん)
通品(つうひん) 佳品(かひん) 奇品(きひん) 妙(みやう)品 絶(ぜつ)品なり
一 尋常品(じんじやうひん)は戸々(いゑ〳〵)に平日(つね〳〵)もてあつかひ調味(りやう)る所(ところ)のものを
記(しる)し其間(そのうち)に粗(ほゞ)庖人家(りやうりのいゑ)の訣(くでん)あるを盡(こと〴〵)くしるす
一 通品は烹調(りやうりかた)さして訣(くでん)なし世(よ)の人(ひと)皆(みな)よくしる所(ところ)なれば
調製(しやう)を記(しる)すにおよはず其名(そのな)而已(ばかり)を出(いだ)すものなり
一 佳品(かひん)は風味(ふうみ)尋常品に頗(やゝ)すぐれ又(また)は形容(かたち)てぎれいなる
等(など)といふの類(るい)をしるす
一 奇品(きひん)は一(ひと)きわことかわりて人々の意(き)のつかぬ所(ところ)を烹調(りやうり)