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コレクション: STAGE1

諸国海辺地震津波書 - 翻刻

諸国海辺地震津波書 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

大半くづれ小田井(をだゐ)宿(しゆく)追分(をいわけ)へんは少々なり小むろ御子城下上田御 城下とも少々のそんじあり松本御城内は大そんじ町家(てうか)はたい がいくづれその上|出炎(しゆつくわ)にて焼(しやう)しつなり松代御城下へんもいたむ 川中嶋(かわなかじま)たんば嶋|善光寺(せんくわうじ)へん少々(せう〳〵)つゝにてすむくつかけじゆく かるい沢(さは)宿浅間(あさま)山へん大ひにあれるまたあさま山けむり 此日一向(いつかう)にいてず其外(そのほか)山々大しんどう坂本宿松井田宿 所々(しよ〳〵)そんじる安中(あんなか)御城少々宿中も少々そんじあり倉(くら)かの しん町は少々|本庄(ほんせう)宿ふかや宿|熊(くま)ケ谷(や)宿|鴻(かう)の巣(す)宿|桶川(おけがは) あげを宿大みや宿|浦和(うらわ)宿わらび宿板ばし筋は江戸程 にてすむなり   又《箱:下野》日光山(につくわうざん)御山は諸国(しよこく)同日同刻より 御山大あれにて大風大あめにて四日五日六日迄ちうやとも 三日のあいだ大かみなりにて御山はいふにおよばす鉢(はち)いし へん今市(いまいち)へん大沢(おおさは)宿へんへいくかしよともいふかずをしらず かみなりおつる人家山川田ばたのきらひなく所々へおつるまた 中禅寺(ちうせんし)はなをさら山あれ大石(たいせき)大木(たいぼく)を打(うち)おる《箱:飛騨》同日同こく 一ゑんたかやま御|城(しろ)大そんじ人家こと〴〵くくつれ横(よこ)やまおち 合大ひにそんじ村々|出火(しゆつくわ)のばしよも所々にあり ◯豆州は同日五ツ半時ゟ下田みなと御|陣屋(ちんや)をはじめ家かづ 千二百軒の所大つなみにてのこらずおしながしやう〳〵 二十五六軒ものこる大しま其外島々もはなはだつよく大地(だいち) 山々しんどうにてわれる大船三四十そう小ぶねあまたゆくゑ しれずまた白はまはつなみにて五百けんほどながす富士(ふじ)のこしと