翻刻
物を食して腹中(ふくちう)を温(あたゝか)にすべし。菓(くたもの)めんるい多(おゝ)
く食(しよく)する事なかれ。秋(あき)痢病(りびやう)の症となる。冷水(れいすい)
にて沐浴(ゆあみ)する事を忌(いむ)。虚熱(きよねつ)眼暗(めくらむ)の病となる
昼(ひる)の間は寝(ね)事なかれ。病(やまひ)起(をこ)る。夏(なつ)の間は桑枝(くはのゑた)
槐枝(ゑんじゆのゑた)柳枝(やなきのゑた)を煎(に)して沐浴(ゆあみ)してよし。其後
文政六癸未年正月
《割書:心斎橋通博労町》
大阪書林 京屋浅治郎板