翻刻
【右丁】
一くらへ馬はまけかたよりうちいつる事也
件ののりしりはわからちには馬のかし
らをはむくへからすいまふよしなり我ら
ちにはしりをすらせていたすへし
一すへて(此一条一本になし[朱])いたくしりをす か(ら歟[朱])すましらち
にすらせてくたせそれはあやまちせ
ぬやうなり
一つかゐの馬をえる事はかならすはしりま
さりたるよしといふことなしぬしの馬は
【左丁】
このむやうありぬしにまかすへし
一いたくおしへかいさくすへからすけん所に
しらとみゆ れ(るれイ[朱])とものりしりあしくみ
ゆるかともありわか心にせうふとおほゆる
ところもあらんをはたゝまかすへし又
それほとの も(ことイ[朱])わきまへぬのりしりは
いかてかをしへてもあらん
一つゝみのせうふといふことはかならすのりし
り心えて馬よすへしつゝみうちのすん